【写真講座講師インタビュー 田原唯之さん】
みなさん、こんにちは。
リカバリーカレッジたちかわ 事務局の石井です。
いよいよ春期講座がはじまりました。
事務局は相変わらずバタバタしていますが、また今期も豊かな学びの時間を学生のみなさんとご一緒できますこと・新たな出会いや懐かしい再会の場を持てますことを大変うれしく思いわくわくとしております。
その春期講座の中から、6月9日(土)13:30―15:30におこないます「写真講座-あなたらしい風景の創出-」の講師・田原唯之さんにインタビューをさせていただきました。
今期初の講座であります写真講座や田原さんの魅力を、みなさんにさらに深く感じていただけたらと思います。
ビビッと感じるものがあった方は是非、予約サイトCoubichttps://coubic.com/recoverycollege/337309からお申込みくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
●田原さんがどんな方なのか、もっとよく知りたいです。
普段はどのような活動をされているのですか?
→現代美術作家として活動しています。
オブジェクト単体を作品とするのではなく、ある空間を一つの作品とする「インスタレーション」という形式を主としています。それは美術大学で建築を学んだことに由来しており、ある空間に対して自分なりの考察・疑問・仮定などを作品を通じて模索しているようなものです。
●田原さんとカレッジとの出会いのきっかけ・いまの関係はどのようなものですか?
→兄がカレッジの運営委員として関わっていたことから、デザインやHPの作成の相談を受けたことをきっかけに関わりが始まりました。現在は、HPや各種印刷物の制作、PARQUETグループのその他事業で行う事業所の改修工事などにも幅広く関わっています。
●カレッジでの写真講座と、一般的な写真教室などの違いはどんなところにありますか?
→一般的な写真教室というものに絶対的な共通項があるとは言い切れませんが、この講座は、写真撮影の技術や知識を学ぶという場ではありません。写真撮影の中に存在している「見る・見つめる・見出す」といったことに重きを置くことで、レンズの向こうに広がる世界はもちろん、目の前に広がる世界をこれまでとは異なる角度から見つめ直す機会になればと思っています。
●この講座にこめている思い・これからこの講座で出会う方へのメッセージをお願いします。
→参加する一人一人の眼差しの数だけ風景は存在しています。あなたにしか、また、わたしにしか見えていない風景を、シャッターを切るということによって、皆で共有してみましょう。そこから風景は更に拡張していきます。
多くの素晴らしい風景に出会えることを、非常に楽しみにしています。