【当事者研究】
みなさんこんばんは。リカバリーカレッジたちかわ・事務局の石井です。きょうの午後はNPO法人ふらじゃいるのみなさんにお越しいただき、当事者研究をおこないました。
13名もの学生さんにお越しいただき、みなさんの熱気とやる気に包まれたカレッジで「「誰しも自分の苦労がある」「自分と苦労を別々にする」ことが当事者研究です」というJiroさんの語りからはじまりました。
参加者の中からおふたりに、今日の研究テーマ(みんなで掘り下げる話題)をいただいて、参加者全員でにぎやかに意見を交わし、日常に研究をどう活かすか?(「実験」と呼んでいるのだそうです)を持ち帰っていただきました。
2つのテーマの研究を終えて、私が感じたのは「自分にとっての悩みって、他の人の立場から見てみると必ずしも悩みであるとは限らない」ということでした。当たり前のことのようですが、このことは自分が悩みの渦の中にいるときはなかなか思い出せなかったのですが、当事者研究を通じてたくさんの人の視点からひとつの考えに触れたことでありありと思い出すことができました。
この研究を通じて得ることができた「気づき」を、どうやって「実験」しようか、今はわくわくしています。
【事務局 石井まい子】