【サポートあれこれ グループホーム編】

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【サポートあれこれ グループホーム編】

皆さんこんばんは。事務局の山本俊爾です。終電の中、記事を作成しております。

さて本日のリカバリーカレッジたちかわは、ご存知様々な顔ぶれのゲストをお招きして制度や社会資源を深掘りしていく「サポートあれこれ」。立川のグループホームであるアートリングで長年世話人をつとめた上田有宏さんにお越しいただき、東京都のグループホームの現状に迫りました。

コーディネーターはグループホームと言えばこの人!羽村でグループホームを運営する代表取締役こと石黒武さんです。

プライベートな生活場面を支える事業なだけに、知っているようであまり実態がよくわからないグループホーム。この日もたくさんの学生さんがご参加下さり、質問も盛んに飛びかうなど関心の高さを改めて感じさせられました。

上田さんはもともと「世話人は大変そうだし、絶対になるまい」と思っていたそうです。実際の仕事も24時間対応で休みも休みにならず、常に気を張っていたと語っておられました。デイケアに異動になり、ようやく解放された気持ちになったそうです。コーディネーターの石黒さんも常に枕元には仕事携帯があるそうで、このあたりのお話では世話人さんのリアルなご苦労が垣間見られました。

会場にも実際に世話人をされている、されていた学生さんもいらっしゃって発言されていたり、グループホームのご利用を検討された方もいらっしゃるなど、ごちゃまぜなカレッジの良さが出ていた講座だったように感じられました。

上田さんも「はからずも、自分の世話人時代の総括となった」と語っておられました。これから学生としてもご参加していただけたら嬉しいですね。

【事務局 山本俊爾】

終了後のアンケートには「見学ツアーもやりたい」というコメントもありましたが、グループホームだけでなく様々な社会資源を見にいくようなフィールドワークも今後できたら面白いですね。