【リカバリーストーリーにふれる】

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【リカバリーストーリーにふれる】

 皆さまこんにちは。リカバリーカレッジたちかわ事務局の松田です。今日の午前中は斉藤亮さんと山本俊爾さんによる「リカバリーストーリーにふれる(第1回目)」が開催されましたのでご報告いたします。

 講座のはじめに斎藤さんより「リカバリーストーリーを今までに聴いたことがありますか?」と受講生の皆さんへの質問があったのですが、受講生の多くの方が聴いたことが「ある」とのこと。さらには自身のストーリーを実際に語った経験ある方もいらっしゃいました。グループごとにリカバリーストーリーについて「どんな印象をもっているか?」「体験したときの感想」などをディスカッションしていただきましたが、「リカバリーストーリーは特殊なことではない」「障害のある・なしに関係なく誰もがリカバリーストーリーをもっている」といったご意見があがり、核心にせまるような話し合いとなりました。

 その後は斉藤さんと山本さんの勧め(ムチャブリ!?)もあって急遽事務局スタッフの石井さんがリカバリーストーリーを語ることに。20分くらいの決して長い時間ではなかったのですが、これまでの石井さんの人生の喜びや苦しみが凝縮された語りに全員が引き込まれ、終わったあとは大きな拍手が起こりました。石井さんの語りについての感想やグループでのディスカッション、意見交換などもあって、リカバリーストーリーについての考えがさらに深まったように思います。

 斎藤さんより「時間と空間の共有が、語り手にとっても聞き手にとっても意味を構築する」とお話がありましたが、たくさんのリカバリーストーリーの意味を感じることができた講座となりました。

※次回第2回目の「リカバリーストーリーにふれる」は2月24日の10時~となっております。どうぞよろしくお願いいたします。

【事務局 松田】