リカバリー入門

リカバリーという考え方は1980年にニュージーランド人の世界ユーザー連盟元会長M・オヘーガンによって提唱されたと言われています。現在でも正式な定義はありませんが、この「リカバリー」という考え方(生き方)は世界中で、精神疾患と共に生きる当事者やその家族、支援者たちに受け入れられ、行きつ戻りつしながらも前向きに生きる力を与えています。 自分で入学を決め、仲間と共 にリカバリーを学ぼうとする意志を表明した皆さんは、すでにリカバリーへの旅の途中にいます。この科目では、まず入門編として簡単に歴史的な経緯と、文献などの引用からリカバリーについて学びます。次に自分にとっての「リカバリー」について具体的にイメージしながら、学生同士で語り合います。最後にこれからの自分について思いを馳せながら将来を考えるセッションを行います。

定員:各回20名程度
企画:リカバリーカレッジたちかわ運営委員
齊藤 亮、塩田由美子、真嶋信二
第1回「リカバリー概論とリカバリーの鍵探し」
第2回「リカバリーと語ること 」
第3回「自分のリカバリーと経験を活かす道」

※秋期、冬期、春期とそれぞれ3回シリーズになっています。
『リカバリーカレッジって何?』が説明できるようになる講座ですので
ご都合がつく限り3回通してのご参加をお勧めします。