【ゲームdeトレーニング】
【ゲームdeトレーニング】
これまですぺぃろでは水曜午前中の定期講座として、アナログゲーム療育アドバイザーの松本 太一さんを講師としてお招きし、アナログゲームを使ってコミュニケーションの機会をとる『ゲームdeコミュニケーション』講座を行ない、好評を博していました。ただ年月を経るにつれて、コミュニケーションの機会とされる方と具体的な練習の場として考えておられる方が混在することとなり、実施ゲーム選びにも松本さんがかなり苦慮される状況となっていました。
その状況を受けて11月より講座を全面リニューアル!これまでのコミュニケーション講座は敷居の低い交流ツールとして残しつつ、隔週で『ゲームdeトレーニング』と題した「アナログゲームを使って、就労に向けた集団の場面でのアセスメントと練習」を目的とする就労準備講座を新設することとなりました。
そして14日、「ゲームdeトレーニング」の初めての講座が行われました。場所も分けてすぺぃろの裏手にあるアイムで行うこととなりました。
この日は「見通しと計画性を考えて手を打つ」エルフェンランドというゲームを行いました。参加されるメンバーさんはそれぞれエントリーシートを提出し、これまでの就労のご経験やご自身のテーマなどを明確化して講座に臨まれています。
この日は看護学校の実習生さんも参加され、約2時間いろいろなことを考えながらゲームに取り組んでいきました。終わる頃にはけっこう皆さんグッタリ…。でもこれまでの講座とは違う良い緊張感と達成感があった気がしています。
講座自体、春までを1クールとしてさまざまなゲームを用いながら、時に面談を挟みつつ、今後に向けた取り組みを行っていくこととなります。すぺぃろはリワーク的な目的で活用されている方もいらっしゃるので、この講座がその一助になればと思いました。
ちなみに山本はゲームには参加せずに見学させていただいていましたが、「見通しと計画性」は不得意分野なので、参加されていた方の打つ手や集中力に関心しきりでした。
【管理者 山本俊爾】