【Slow WRAP】

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【Slow WRAP】
 リカバリーカレッジたちかわ事務局の松田です。6月17日の13時30分より「Slow WRAP」の講座が開催されました。前回と同様にファシリテーターの池田真砂子さんと齊藤亮さんのコンビで、15名の学生の方が参加となりました。
 今回はWRAPの6つのプランでもある「引き金」と「注意サイン」をテーマにすることで、「乱れた自分をどうやってとりもどすか」ついて話し合いました。

 「お腹が空く」や「靴が濡れる」などの一見些細なような「引き金」でも、「いい感じの自分」は意外と簡単に乱れてしまうもの。また、ちょっとしたことでイライラしたり不安になったりして、周りの人が自分を悪く思っていると感じたりもする「注意サイン」は、案外見落としがちなのかもしれません。それらが積み重なってしまうと、より深刻なことになってしまう可能性もあるからこそ気をつけたいものです。自分の辛かったときのことを思い出すテーマではありましたが、ときに笑い声も起こる和やかな雰囲気の中で、気持ち良く語り合えるのがWRAPの素晴らしいところですね。
 「引き金」や「注意サイン」に対応するプランとしては、「深呼吸」や「睡眠」など身体の調子を直接整えていくプランも多かったようにも思います。「こころ」と「からだ」が密接に繋がっていることについて改めて考えさせられました。また、終わりの方では人間の死生観や宇宙の話題なども上がり、深い内容の講座となりました。

 次回の「Slow WRAP」の開催は、7月8日(土)の午後13時30分~15時30分となっております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※「Slow WRAP」は東日本大震災復興のチャリティイベントとして、ご参加された方の人数×1000円を法人より寄付させていただいております。