【3/18(土)PM:slow WRAP】

【3/18(土)PM:slow WRAP】
引き続き、リカバリーカレッジたちかわ事務局の小川亮より、3/18(土)午後(13:00~15:00)の講座「slow WRAP」のご報告です。講師の池田真砂子さん・齊藤亮さん、10名の参加者のみなさんとともに、学びの時間を共有しました。

初めてご参加される方も、経験者の方もいらっしゃるなか「WRAPってなんだろう」というお話をしつつの幕開けに。「元気になり、生活を楽しみための努力を積んできた人たちによってまとめられた、元気に役立つプログラム」としてのWRAP。その世界はどんなものだろう、と興味が深まります。

つづいてそれぞれが「助けになったこと/ならなかったこと」を話しながらのチェックイン。ひととのつながりだったり、ものの見方や考え方だったり、あるいは、マンガや音楽・アートだったり…さまざまなものが自分たちの元気や力になっていることを、あらためて感じるひとときに。

そして本日のテーマは「主体性」。日常生活ではなかなか馴染みがなく、すこしむずかしく感じることもある言葉ですが、webサイト「WRAPの道具箱」http://wrap-jp.net/five.html の文章(←「元気に大切な5つのこと」の「自分が主体となること(自分の責任)」という項目です)を読みながら、それってどんなことだろう、とイメージを膨らませます。自分が選択できるという感覚、だれかのせいにしないということ、「責任を引き受ける」ってどういうこと?…様々な話題が行きかいました。

それをふまえて後半では「私が主体的に(選択して)やっていること・やらないでいること」さらに「そうした選択をするときに、意識していること・気を付けていること」を話し合います。仕事、人間関係、食事、時間やお金の管理…さまざまな場面で、自分が心地よい選択や「心が喜ぶ」選びかたをするために、みなさんが生活のなかで心がけていることをシェア。

すこしだけ開いた窓からは、ちょっとだけ春を感じさせる風も吹きこむなか、共につどう人たちと日々のなかでの工夫を学びあいながら、自分にとって「いい感じ」で暮らしていくための知恵を学びあう、午後の講座となりました。

3ヶ月にわたる冬期講座も、残すところ、あと1コマと修了式のみ。修了式では、みなさんそれぞれのこれまでの学びを分かちあい喜び合いながら、これからまた「学びたいことを学ぶ場」を「ともにつくっていく」未来につながるような時間を持てたら、と構想しております。そして、slow WRAPはじめ、連続講座は5月開始の春期講座へとつづいていきます。これからも、皆様と一緒に学び合っていけることを、心から楽しみにしております!

【リカバリーカレッジたちかわ事務局
小川亮(まこと)】

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