【『はたらくこと』がわたしたちに与えてくれるもの】

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【『はたらくこと』がわたしたちに与えてくれるもの】

 皆さまこんにちは。リカバリーカレッジたちかわ事務局の松田です。本日午後より「『はたらくこと』がわたしたちに与えてくれるもの」の講座が開催されました。岩嶋寿子さん(キャリアアドバイザー・産業カウンセラー)によるファシリテーターのもと、「はたらくこと」について改めて考えてみる講座となりました。

 最初に岩嶋さんより近年大きく変わった働き方についてのお話がありました。従来型の一斉雇用を行いつつも、少子高齢化の中での長時間労働や人手不足が問題となっており、働き方を考え直す必要があるとのことで、最近のニュースなどでもよく耳にするお話でもありました。今を生きる人が考えないといけない最も大切なことの一つだと思いました。

 その後はグループごとにたくさんのワークショップが行われました。ディスカッションはもちろん、二人一組でインタビューをしながら相手の気持ちを記録するワークや、進行・書記・発表の役割を決めてのワーク、模造紙に人型を描いて付箋をはるワークなどなど、本当にたくさんのワークを行って参加者全員がそれぞれの思いを語りあう場となりました。岩嶋さんからも「皆さんお話を聞くのが上手」とお話がありましたが、ワークがあるたびに盛り上がってとても活気がありました。

 仕事ってどんなもの?自分にとって意味のある仕事とは?社会にとって意味のある仕事とは?はたらくことは義務?それとも権利?「はたらく」のもともとの意味は「傍らを楽にすること」とのことで、もちろんお金を稼ぐ、ということも大切なことなのですが、それ以外のたくさんの角度から様々なご意見を伺うことができました。絶対に正しい答えはないし、それぞれ意見が異なることがあたりまえの問いかけに、思い思い意見を交換して新しい発見が多く見つかった講座となったのではないかと思いました。

【事務局 松田】