【めもんちWRAP〜いい感じの自分&元気に役立つ道具箱】
土曜の午後は「WRAP(元気回復行動プラン)」の講座でした。今期よりファシリテーターはめもちゃん&もんちの2人です。
WRAPは日本に入ってきてからもう15年くらい経っているので、業界では。既にそれなりに市民権を得られている印象です。ファシリテーターも全国にたくさんいらっしゃり、各地で特色のあるクラスを展開されているようです。
リカバリーカレッジたちかわでは立ち上げ当初からこのWRAPとともに歩んできました。専門課程である「すぺぃろ」でも毎週金曜には必ずWRAPクラスがあるほか、月に2回は補講的な「WRAP-UP」クラスがあり、学びを深めています。
WRAPは「私は私の専門家」という考え方に基づいた、生活者・当事者の経験の力を大切にするリカバリー生活補助ツールです。希望・主体性・学ぶこと・権利擁護・サポートという5つの大切な考え方を土台として、自分自身が人生の主役として生きていくために、自分が行なっている工夫をわかりやすく整理するものとなっています。その考え方はリカバリーカレッジの根幹ととても近く、共通するものを感じます。
…と前置きが長くなりましたが、この日も参加された学生さんが日頃工夫されている生活の工夫などを共有していきます。前半は「いい感じの自分」。日頃あまり考えることの少ないこの状態に対して、問いを3つ設定して深めていきました。後半は「元気に役立つ道具箱。午前中のリカバリー入門でも少し扱っていたことから、かなり活発に意見交換や情報交換がされていました。
次回は11月。「日常生活(管理)プラン」を扱っていきます。
【ファシリテーター もんち】