【マインドフルネス】

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【マインドフルネス】
 みなさんこんばんは。リカバリーカレッジたちかわ事務局の松田です。本日の午前に柴田緑さん(Green Lab 主宰)の講座進行によるマインドフルネスが開催されましたのでご報告いたします。「マインド」ということでこころや精神の講座、とイメージされるかもしれませんが、むしろ身体(からだ)を感じるための講座、というより「こころ」と「からだ」がとても密接に結びついていることをとても実感できる講座となりました。瞑想はもちろん、脳やストレスについての座学、動くマインドフルネスなど、盛りだくさんの内容となりました。
 「対人距離を感じてみるマインドフルネス(動くマインドフルネスです)」では、腕やお腹などを手で擦ったり摩ったりして自分の身体を感じるだけで、人と人との距離感や関係性が変わってしまうという不思議な体験をすることができました。また、座学では脳とストレスの関係性を教えていただきましたが、大脳新皮質という人間だけにある脳の部分でジャッジメントするのではなく、その下部にあるより動物的な大脳辺縁系や脳幹をつかって「しなやかな強さと賢さ」を引き出すことがストレスに対処するには大切とのこと。そのためには日々、自分の身体を感じることが肝心とのことで、動くマインドフルネスの実体験を踏まえた後ということもあり、とても納得のいくお話を伺いしました。
 自身の身体を感じる体感型の瞑想では、苦手なときや困っている(ストレスを感じている)ときを想像しながらの瞑想でしたが、柴田さんの指示を聴きながら身体の一つ一つの部分をしっかりと感じることで、ストレスが身体にどのような影響を与えているかを実感することができました。そして、その後に「ストレスを受けていることを私たちに教えてくれる身体に感謝する」というお話をお聴きしたときはまさに目からの鱗。「カラダの叡智に触れることで、あるがままを受入れ、他の誰でもない“私”を生きること」の素晴らしさを教えていただきました。
 今日は2度の瞑想の時間がありましたが、1日5分でも10分でもよいのでマインドフルネスでからだを感じる機会があると良いとのことです。柴田さんによるマインドフルネスは次期も開催が予定されておりますので、ご興味ある方はぜひ次回もご参加ください。
【事務局 松田】