【リカバリーカレッジを共につくろうB】
この講座は「協働」について学ばれた学生さんが、実際にカレッジについて「協働」を進めて行かれるためにはどうしたら良いかということを、皆で一緒に考えていくものでした。
そこで早速、グループワークの話し合いの仕方から皆さんでご意見を出していかれました。
まず最初のグループワークでは、ご自身がこれまでにしてもらって嬉しかったことや大事にしてもらったことを思い出しながら、ご自身ができる行動を付箋に書いていかれました。「目を見て話を聴いてくれる」「ありのままの自分を受け入れてくれる」などなど、出されたご意見がとても温かく、心がほんわかしました。
後半は、できることをできるだけやっていく方法、お互いを助け合える方法を考えていきました。その中でやりたくないことを「やりたくない!」と言えることも大事だというご意見も出ました。「NO」と言えるために、することのハードルを下げたり、他の誰かに変わってもらったりするという解決策も出てきました。仲間内で「やりたくない」ことを共有できるのって素敵だなあと感じました。
今日は学生、今日は講師、そして今日は「お手伝い」と、立場に流動性があるところがリカバリーカレッジのいいところだと思います。今日のコーディネーターはめもさん、おさかなさんでしたが、参加者全員で講座を作ることができたと感じられました。めもさんの名言「カレッジは作るほうに回ると3割増しで楽しくなる」。まさにそんな講座だったと思います。今後も、学生さんも運営委員さんも一緒にカレッジを作っていけたらいいなと感じさせられた内容でした。
【事務局 山本&嶋田】