【リカバリーストーリーにふれる①】

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【リカバリーストーリーにふれる①】

本日午前中は今期の「リカバリーストーリーにふれる」第一回目でした。講師はおなじみ亮さんです。相変わらず緊張気味だったのですが、初っ端から「今日は不調でなんだかネガティブモード」「俺なんかがここにいちゃいけないと感じる」と話される波乱の幕開けです。それでも温かく見守ってくれる学生さん。休憩中には「ああやって言ってくれるとホッとするよね」なんて声もあがっていました。

不調の亮さんですが、講座自体は以前にも増して内容が濃く、「リカバリーの定義」「アメリカで行われているリカバリーストーリーの講座の内容」「グリーフ(悲嘆)の段階」などのトピックを掘り下げて、ストーリーを語ることや聴くことで起こる内面的変化を多角的に見つめて行きました。

理論編が終わって一息ついてから(この段階で亮さんは「終わったー」って感じでしたが…苦笑)、嶋さんによる「病気や困難に焦点を当てたストーリー」と「リカバリーに焦点を当てたストーリー」を語り比べしてもらいました。

同じ人生なのに、スポットを当てる部分が違うだけでここまで語りの印象が変わるものか!と驚かれる学生の皆さん。終わってからの気持ちの共有の時間も短いなぁと感じるくらいに、いろんな感情がわき起こるワークでした。

次回はこの日も参加されていたベテラン学生さんのガリガリ君が、初めて人前でリカバリーストーリーを語られます。すぺぃろ(専門課程)のスタッフとの対話方式となる予定のガリガリ君の語りは、果たしてどんな気持ちを私たちに届けてくれるのでしょうか。今から本当に楽しみです。

【事務局 山本俊爾】