【社会資源講座②】

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【社会資源講座②】
みなさん、こんばんは。
リカバリーカレッジたちかわ 事務局の石井です。
おかげさまで冬期講座もあと少しです!
ですが勢いは衰えることなく、今晩もステキな講座が開催されていました。
毎期おなじみの社会資源講座です。
今期は「相談」をテーマにしています。
講師は立川麦の会よりお招きした岡田治さん。
コーディネーターは株式会社ステディーリンク 石黒武さんと、カレッジより山本俊爾さんのおふたりです。

精神障がいのある方の家族会である立川麦の会。
講師の岡田さんは、ご兄弟が精神障がいをお持ちだったこと・そのことに向き合うお母さまの姿から影響を受けて活動をはじめられたのだそうです。

岡田さんのお話を伺っていますと、「自分が大変だったときに、身近にこんな人がいてくれたら良かったな」「家族と自分とがただただ顔をあわせているより、居心地が良いだろうな」など、親しみが湧くと言いますか、勝手に親しくなりたくなる・親しんでしまう気持ちがあふれてきます。

遠くから支援をくれる人ではなく、「家族」のつながりからの立場から、痛むこころに手を差し伸べてつながってくれる人、のように近しく感じられるのです。

英雄のようにキラキラピカピカしているのではなく、実体をしっかり捉えられる距離にいらっしゃるのですが、カッコいいなぁと惚れ惚れしてしまう温かみや頼りがいが感じられます。

「家族」は最小の「戦闘単位」である…という言葉に石井は胸を打たれました。
自分の家族が、自分のためにたくさんの外敵や困難と闘ってくれたことを、何シーンも何シーンも思いだして、日頃感謝をまっすぐに向けることが難しい家族に対してのたくさんのいつか伝えたい(まだ形にならない&照れくさくて伝えられない)複雑な温かい思いがあふれてきていて、いまもこころの中を巡っています…。
最小の戦闘単位・家族を支える、岡田さん。
最も身近にある、戦闘の同胞を応援していらっしゃるそのお姿は、そりゃあカッコいいわけですね。。。

家族と向き合う、また新しい切り口に気付かせていただきました。
あらためて講師の岡田さん・熱い時間を共につくってくださった学生のみなさん、今日もありがとうございました。

【事務局 石井まい子】