【リカバリー入門③】

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【リカバリー入門③】

 みなさまこんにちは。本日午前中は第三回目の「リカバリー入門」の講座が開催されました。齊藤亮さん(リカバリーカレッジたちかわ運営委員・PSW)・塩田由美子さん(社会福祉法人はらからの家福祉会)・真嶋信二さん(リカバリーサポートセンター ACTIPS)・渡邊碧さん(上智大学)と、これまでリカバリー入門をご担当していただいたファシリテーターの皆さまが勢揃いとなった講座となりました。

 今回が全三回の最後の講座になるとのことで、はじめにこれまでの講座の振り返りをしました。第一回目はリカバリーの鍵探しとして転機・困難な体験・支えてくれたものを探求し、第二回目はリカバリーを感じるものを持参してそのモノについて語り合いました。そして第三回目の今回は、過去→現在→未来について考えることで、特に「未来」についてこうなりたいと思っているビジョンを考えていきました。考えているようで実はあまり考えられていない自分自身の「未来」について思いを巡らし、自分にとってのリカバリーとは何かを、「ことば」にすること。そうすることで「未来」がさらにしっかりしたものになって、自分がより信じられる体験となることが、講座に参加した皆さんから伝わってくるように感じました。

リカバリーは単純に元に戻ることではなく、新たな「つきあい方」をさがしていくもの。結果ではなくそのプロセスが大切であり、齊藤さんより「それを語ることで、より促進されるのではないか?」とのお話もありました。笑い声がよく聴こえてくる和やかな雰囲気の中で、自分たちの「未来」をグループみんなで共有していきながら、参加された皆さまのそれぞれのリカバリーが促進されたように感じた講座となりました。

今回をもちまして全三回となった今期のリカバリー入門が終了いたしました。ファシリテーターの齊藤さん、塩田さん、真嶋さん、渡邊さん、本当にありがとうございました。

【リカバリーカレッジたちかわ事務局 松田】