今季の講座も残り僅かとなって参りました。
本日の社会資源講座では、国分寺でコミュニティカフェ「でみcafé」の店長をされてる嶋岡さん(でみさん)をゲストに招き、お話を伺いました。
コミュニティカフェとは、地域の人たちが集まる居場所を提供することを主な目的としているものを指します。でみさんはその役割を、「学校や会社にしか友人がいないと、そこの人間関係が悪かったとき、逃げ場所がなくなるし、世界も狭くなる」「様々な人と出会い、刺激を受ける場所、いつでも立ち寄れてくつろげる場所が、自分の街にもあったら……」と位置づけられています。その背景には、でみさんが学生時代に体調を崩され、保健室登校をされていたことがあります。
そのようなご経験があるからか、お客さんが、自身の精神疾患のことを話されることも多々あるそうです。普通なら話しづらい話題ですが、メンタルヘルス等の話は、でみcaféでは世間話として受け止められています。自分の住んでいる地域に、自分が抱えている一見重い話を受け止めてくれる場があるだけで、どれだけ助けられることでしょうか。でみcaféの取り組みに、本来あるべき「相談」の姿があるように感じました。
そんな素敵なでみcaféは、国分寺駅近くで営業しているので、機会がありましたら是非是非お立ち寄り下さい。
でみcaféFacebookページ→https://m.facebook.com/soupcafe.demicafe/?locale2=ja_JP
でみcafé紹介記事→http://bunjihappy.com/archives/7463
【事務局 嶋田】