【心理教育】

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【心理教育】

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【心理教育】

心理教育とは自分の病気や治療、制度や社会資源について正しい知識を得ることを目的とした方法のことを言います。
今回は、字が綺麗でマンガ大好きな医師・松本先生をお呼びして、診察時コミュニケーションをテーマに、座談会のような雰囲気で語り合いました。

前半は、現在の治療に満足してる人・不満がある人に分かれて意見を述べて松本先生が意見を述べる形式で協働していきました。不満派からは「症状で困っているのに否定される」という意見がありました。それに対して、「医師は一側面しか見えない」「医師は生活の苦しさはわからない」「医師は万能ではない。自分の守備範囲外のことはわからない」など松本先生の本音トークにつられて、学生の皆さんからも活発な意見が飛び出しました。

後半は「医師は万能ではない」ということを踏まえて、患者側ができることを話し合いました。印象的だったのは「医師も人間なんです!」という松本先生の心の叫びでした。だからこそ、患者側が自分の力を信じることが必要だし、「自分が自分のことに一番詳しい」ということを信じることが大切なのだということが、学生の間で共有できました。

患者側はどうしても医師に全てを求めてしまいます。しかし、医師は万能ではなく守備範囲があり、答えられないこともあります。それを患者がわからずに「あの医師はダメだ」と決めつけるのは非常に勿体無いことです。だからこそ、リカバリーカレッジのような地域医療に携わる活動が大切だということを改めて意識させられ、身が引き締まる思いです。患者さんが選ぶことの選択肢が増えていければ、もっともっと日本の精神医療はよくなるという手応えが得られた講座でした。患者さんのエンパワーメントを引き出す活動を、気持ちを新たに続けていきたいです。

【事務局 嶋田】